日本で古くから伝わる「縫い」の技術である「刺し子」は、
およそ500年ほど前に、
木綿が手に入りにくい寒冷地などで寒さをしのぐ為に
着物を厚く縫い合わせ、
温かさや丈夫さを確保する手段として始まったと言われています。
伝統的な技法に、
かつて農作業用に着用されていた「野良着」の要素を加え、
生地の質感を複雑なジャガード織りで表現した
独特の生地は太さにムラのあるスラブ糸を組み合わせる事で、
使い込んだ様な淡い色味を表現し、
縦と横に走る白い刺し子糸は記事の表面に
凹凸を生み出し、手縫いの様な温かみを表現しています。
日光の加減で、より深みと奥行きのある生地感が甲斐見えます。
味わいのある特別な木製ボタンはヒースのためだけに
用意してもらったもの。経年変化も期待できるディティールです
日本古来から伝わる美意識をステュディオ・ダ・ルチザン的な解釈で
現代に蘇らせた「NORAGI-SHIRT」
ヒースはこの生地をよりシーズンレスに、
より様々なコーディネートに
合わせられるようにシャツタイプに別注をかけました
これから春の本番にむけて、活躍が期待できる
ヒースとダルチザンのモノづくりが産んだ
傑作「NORAGI-SHIRT」
ぜひ、ワードローブの中に迎え入れてみては
いかがでしょうか